理学療法専門
義肢装具学問題
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義肢装具学:近年の問題と解説
義肢装具に関する問題は、例年、出題数が6問から10問と多い傾向にあります。背景には、社会情勢として、脳卒中患者への装具適応や、糖尿病を起因とする切断などの増加があると考えられます。
続いて出題内容ですが、義肢に関しては、義足装着時に起きる静的姿勢への影響、歩行動作時など動的変化への影響、もしくはその理由。加えて、ADL動作への影響や訓練内容について多く出題されています。装具に関しては、上肢、下肢、体幹、頚部それぞれの装具が、どういった疾患の時に使用されるのか。また、適合判定のチェックに関する問題も出題されています。また、ここ数年は症例をあげ、適応する装具を選択する問題も多く見られます。
各装具や義肢の部品などには見た目がにたようなものも多いですが、特徴と効果をしっかり押さえましょう。
"ALL ABOUT 理学療法士(PT)試験(義肢装具学)の問題傾向について"より