設問1
●20歳の男性。ラグビー試合中の接触事故による四肢麻痺。頸部エックス線写真で第5頸椎脱臼骨折を認めた。徒手筋力テストで肘関節屈曲は3、伸展は1である。頭蓋直達牽引開始後2週目のベッドサイドでの理学療法で正しいのはどれか。
手関節の伸展自動介助運動を行う。
頸部残存筋の筋力強化を行う。
肩関節は全可動域にわたって可動域訓練を行う。
肩内転、肘屈曲および前腕回内拘縮に注意する。
肩甲帯挙上位を保持させる。
設問2
●20歳の男性。大学でラグビーの練習中に頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)となった。受傷後1か月の呼吸理学療法で適切でないのはどれか。
5.インセンティブ・スパイロメトリーを用いた呼吸訓練
3.横隔膜の筋力強化
2.胸郭可動性の確保
1.排痰の促進
4.肋間筋の筋力強化
設問3
●脊髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)患者の背臥位から座位への起き上がりを指導した。誤っているのはどれか。
4
2
5
1
3
設問4
●60歳の女性。身長145cm、体重60kg。交通事故で頸椎脱臼骨折(第6頸髄節まで機能残存)。受傷後1か月経過。ハロー・ベストを装着している。著しい合併症はない。ADL訓練で適切なのはどれか。
電動車椅子操作訓練
BFOを用いての上肢機能訓練
側方への移乗訓練
ズボンの更衣動作訓練
テノデーシススプリントを用いての食事動作訓練
設問5
●20歳の男性。頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)。手関節、指関節の可動域は保たれている。ADLを行ううえで適切なのはどれか。
長対立副子
テノデーシス(腱固定術)様スプリント
ナックルベンダースプリント
BFO(MAS)
コックアップスプリント
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