設問1
●36歳の男性。ヘルペス脳炎。呼吸障害のため気管切開を行った。2ヶ月後の現在、軽度の失見当識がみられる。安静臥床により下肢の拘縮はあるが座位保持は可能となった。誤っているのはどれか。
注意力の喚起
車椅子を用いたADL訓練
間欠的陽圧呼吸(IPPB)による呼吸訓練
傾斜台での立位訓練
四肢の他動的可動域訓練
設問2
●45歳の男性。髄膜脳炎。手足の麻痺はなく、1年後には身の回りの動作が自立した。新しいことが覚えられない記銘力障害が残った。病前の職業は会社員(営業)。WAIS-RはVIQ11O、PIQ90。訓練アプローチで適切なのはどれか。2つ選べ。
絵カードの呼称
電話対応の練習
新聞の音読
メモの利用
一日のスケジュール表作成
設問3
●症状と転倒予防対策との組合せで適切でないのはどれか。
下垂足 ── 短下肢装具
後索障害 ── 照明改善
失調症状 ── メトロノーム
幻 肢 ── 断端荷重訓練
左半側空間無視 ── 左側への注意喚起
設問4
●重症筋無力症で誤っているのはどれか。
内眼筋が障害される。
午前より午後の方が症状が重い。
胸腺の異常を伴う。
神経筋接合部に異常がみられる。
診断にテンシロンテストが使われる。
設問5
●反射性交感神経性ジストロフィー患者の急性期の理学療法で適切でないのはどれか。
自動運動による可動域の改善
重りを用いた筋力増強
温熱療法による疼痛の軽減
経皮的電気刺激による鎮痛
弾性包帯による浮腫の軽減
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