設問1
●40歳の男性。 Charcot-Marie-Tooth病と診断され、最近跛行を呈するようになった。リハビリテーション科を受診し理学療法が開始された。この患者にみられないのはどれか。すべて選べ。
股関節屈曲制限
膝関節屈曲拘縮
脊柱側弯変形
下垂足
腓腹筋仮性肥大
設問2
●48歳の女性。多発性筋炎。一般状態が落ち着いて理学療法が開始された。筋力は体幹筋4、上肢近位筋群3~4、下肢近位筋群3~4。院内独歩が可能。理学療法で正しいのはどれか。すべて選べ。
万歩計による運動量の確認
デローム法による筋力増強訓練
血中CK値推移の確認
自覚的疲労度の確認
他動的可動域訓練
設問3
●神経筋疾患の理学療法について正しいのはどれか。すべて選べ。
筋萎縮性側索硬化症 ──可動域訓練
脊髄小脳変性症 ──PNF
進行性筋ジストロフィー ──伸張訓練
重症筋無力症 ──筋力増強訓練
シャルコー・マリー・トゥース病──下肢装具
設問4
●多発性ニューロパチーの理学療法で誤っているのはどれか。すべて選べ。
筋力の不均衡による拘縮に対しては他動的伸張運動は行わない。
ギラン・バレー症候群では強い負荷で筋力増強訓練を行う。
後索性の失調症に対してはフレンケル体操を行う。
糖尿病性ニューロパチーでは近位筋の訓練を主体にする。
悪性腫瘍に起因するニューロパチーでは高い運動強度を負荷する。
設問5
●32歳の男性。多発性筋炎。入院時に血清CKが高値(3,400IU/L)であったが、現在は300~400IU/Lまで低下した。副腎皮質ホルモンを投与されている。理学療法で適切なのはどれか。すべて選べ。
血清CK値をチェックしながら運動する。
運動時には発熱に注意する。
自覚的疲労感に留意する。
漸増抵抗運動を行う。
関節可動域運動を行う。
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