設問1
●7歳の男児。ギラン・バレー症候群。発症後1か月経過。一時、呼吸筋麻痺のため人工呼吸器管理を必要とした。現在、四肢体幹に重度の筋力低下があり、座位保持は不能でADLは全介助である。理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
筋力の評価は動作の観察により可能である。
代償運動はできるだけ抑制する。
筋力強化はゲームや遊びを利用する。
口すぼめ呼吸による呼吸訓練を行う。
長下肢装具を使った立位訓練を行う。
設問2
●ギラン・バレー症候群の理学療法で適切でないのはどれか。
短下肢装具とロフストランド杖とを用いた歩行訓練
長下肢装具を用いた平行棒内立位訓練
可動域全域にわたる関節可動域訓練
吸入療法とともに行う体位排痰
高負荷・低頻度での筋力強化訓練
設問3
●20歳の男性。ギラン・バレー症候群。発症後3週経過。徐々に四肢、体幹筋麻痺が上行し、肩甲帯周囲筋が 動かせる程度で他は動かない。筋痛の訴えが強く、副腎皮質ステロイド薬を服用中である。理学療法で誤っているのはどれか。
両上下肢の他動的可動域訓練
肩甲帯周囲筋の筋力増強訓練
両上下肢の良肢位保持
胸郭の可動性保持
定時的な体位変換
設問4
●ギラン・バレー症候群の回復期の運動療法で適切でないのはどれか。
漸増低抗運動
体操による筋のストレッチ
歩行練習
マット上での四つ這い移動
バルーンを用いた座位での体幹筋強化
設問5
●ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。2つ選べ。
初期に軽い感覚障害を生じる。
重症では呼吸筋麻痺をきたす。
軸索型は脱髄型より予後は良好である。
肢節近位部から遠位部に向けて回復する。
四肢の痙性麻痺を生じる。
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