設問1
●パーキンソン病患者の理学療法でメトロノームを用いて改善が期待されるのはどれか。
構音障害
平衡機能障害
振 戦
書字障害
小刻み歩行
設問2
●パーキンソン病患者のすくみ足に対する家族への指導で適切なのはどれか。すべて選べ。
床に踏み越える目印のテープを貼る。
リズムに合わせて1歩を踏み出す。
両腕を大きく振って階段を昇る。
後方から骨盤を押して歩く。
向かい合って両手を引いて歩く。
設問3
●68歳の男性。パーキンソン病。ヤールの重症度分類ステージⅢ。元来の几帳面な性格。日内変動が目立ち、調子が悪くなると歩行時にすくみ足、突進現象が出現する。生活指導で適切なのはどれか。すべて選べ。
ズボンの着脱は立位で行う。
今までの生活習慣を尊重する。
柔軟体操を行う。
階段昇降を行う。
服薬を守る。
設問4
●Parkinson病患者の理学療法で誤っているのはどれか。すべて選べ。
無動が強い時期には立位でのバランス練習を行う。
すくみ足には外的リズム刺激が有効である。
症候性の夜間頻回覚醒は日中の活動を促すことで改善がみられる。
安静時振戦にはPNFが適応となる。
幻覚が出現している時期には理学療法は行わない。
設問5
●60歳の男性。5年前にパーキンソン病と診断され、2か月前から入院中。両上肢の振戦、全身のこわばりやすくみ現象がみられたが、薬物療法と運動療法とにより介助があれば室内歩行が可能となり自宅退院が近い。退院前の指導として正しいのはどれか。すべて選べ。
便座の高さは膝の位置よりも低いものを勧める。
床のじゅうたんは柔らかいものを勧める。
屋外での移動は前輪駆動型車椅子を勧める。
便所の手すりの設置を勧める。
ベッドのマットレスは硬めのものを勧める。
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