設問1
●60歳の女性。脳出血による右片麻痺。発症後6か月経過。ブルンストローム法ステージは上肢、手指、下肢ともにⅣである。プラスチック短下肢装具と杖とを使用し屋外歩行が可能。 ADL指導で適切でないのはどれか。
上衣は椅子座位で着脱する。
短下肢装具は椅子座位で着脱する。
洗面は立位で行う。
ズボンは臥位で着脱する。
体は椅子座位で洗う。
設問2
●60歳の男性。脳卒中による右片麻痺。ブルンストローム法ステージは上肢・下肢ともにⅢ。短下肢装具にてT字杖歩行可能。ADL指導で誤っているのはどれか。
階段を降りる際は、杖、右下肢、左下肢の順とする。
杖歩行は、杖、右下肢、左下肢の順で前進する。
ベッドから車椅子への移乗は左側に車椅子を固定して行う。
ポータブルトイレはベッド右側の頭部側に置いて使用する。
ベッド上での起き上がりは左上下肢を下側にして起き上がる。
設問3
●70歳の女性。脳梗塞による右片麻痺。発症後5か月経過。ブルンストローム法ステージは上肢、手指、下肢ともにⅢ。短下肢装具装着とT字杖とで屋内歩行が自立した。ADL指導で誤っているのはどれか。
排泄は洋式便器で行う。
ズボンは立位で着脱する。
短下肢装具は椅子座位で装着する。
設問4
●70歳の独居女性。脳梗塞による右片麻痺。発症から3か月入院しリハビリテーションを受け、退院後2年経過。ブルンストローム法ステージは上肢・下肢ともにⅢ。屋内は短下肢装具、屋外は短下肢装具と杖とを使用して歩行。コミュニケーションは良好。在宅における指導で適切でないのはどれか。
分離運動の獲得
生活リズムの確立
生活環境の整備
歩行能力の向上
関節可動域の維持
設問5
●車椅子で理学療法室に来ている発症後4週目の右片麻痺患者。ブルンストローム法ステージは上肢Ⅱ、手指Ⅱ、下肢Ⅲである。上肢は手指の浮腫と疼痛とを伴っている。下肢は平行棒内立位での患側体重支持ができない。誤っているのはどれか。
肩関節屈曲可動域訓練は肩甲骨をも動かしながら行う。
患側上肢の自発運動には連合反応も利用する。
患側手指の他動運動は遅い速度で行う。
安静背臥位時には患手を心臓より高く保持する。
肩関節外転可動域訓練は肩関節内旋位で行う。
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