設問1
●77歳の女性。右中大脳動脈起始部の閉塞による左片麻痺。発症後3か月経過。これまで合併症はなかった。第3病日から理学療法を受けている。現在のブルンストローム法ステージは上肢Ⅱ、手指Ⅰ、下肢Ⅱでかろうじて椅子座位保持ができる。おぜんの左半分の食べ物を残す。理学療法で適切でないのはどれか。すべて選べ。
理学療法士は麻痺側に立って治療を行う。
短下肢装具と平行棒とを用いて立位保持訓練を行う。
ベッドから車椅子への移乗動作訓練を行う。
座位保持訓練を行う。
起き上がりは麻痺側方向に行う。
設問2
●右片麻痺の分離運動を促通する動作で正しいのはどれか。すべて選べ。
3
2
5
1
4
設問3
●ブルンストローム法ステージにおける脳卒中の運動療法として誤っているのはどれか。すべて選べ。
ステージⅠではBFOを使用する。
ステージⅢでは伸張反射を促通する。
ステージⅣでは分離運動を促進する。
ステージⅤでは関節固定装具を着用する。
ステージⅡでは共同運動を抑制する。
設問4
●65歳の男性。脳卒中左片麻痺。発症後3か月経過。Brunnstrom法ステージは上肢、手指、下肢ともにⅡ。左肩関節には1横指の亜脱臼があり、肩手症候群を合併している。座位は不安定で、体幹は患側前方へ傾く。理学療法で適切なのはどれか。すべて選べ。
2.患側片肘立ちからの起き上がり練習
5.長下肢装具を用いた平行棒内立位練習
3.座位での健側上肢体重支持の練習
4.座位で両側への重心移動練習
1.患側下肢の随意運動の促通
設問5
●ブルンストローム法ステージと理学療法との組合せで適切なのはどれか。すべて選べ。
ステージⅠ ── 他動的関節可動域訓練
ステージⅣ ── PNF
ステージⅡ ── 徒手抵抗訓練
ステージⅤ ── バイオフィードバック訓練
ステージⅢ ── 持続伸張訓練
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