過去問題 | 理学療法士国家試験・作業療法士　国家試験対策 WEBで合格！

設問1

●72歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。発症後３週。平行棒内立位訓練で図のような姿勢を呈する。この症状を改善するための理学療法で適切なのはどれか。２つ選べ。

３．理学療法士が骨盤を左側から健側方向に押す。

５．レイミステ現象を利用して臥位で患側の股関節内転筋を強化する。

２．右手で平行棒を引っ張るよう指示する。

４．前方に鏡を置いて不良姿勢を認識させる。

１．歩幅を広くして支持基底面を大きくさせる。

設問2

●立位保持困難な脳卒中片麻痺患者に対する傾斜台を用いた立位保持訓練の目的として適切でないのはどれか。

下肢の骨粗鬆症予防

膝関節伸展筋の痙縮抑制

立位感覚の維持

覚醒レベルの向上

尖足の予防

設問3

●片麻痺の患側立脚相での膝関節過伸展に注意すべき項目で適切でないのはどれか。

３．尖足拘縮

１．大腿四頭筋の筋力低下

５．骨盤の後退

４．固有感覚障害

２．足関節底屈筋の筋力低下

設問4

●片麻痺患者の歩行訓練で正しいのはどれか。２つ選べ。

下肢の共同運動が分離してから歩行訓練を行う。

歩行介助は患者の健側前方から行う。

初めは平行棒内立位で患肢への体重移動を行う。

歩行訓練は床からの立ち上がり動作が獲得されてから行う。

Ｔ字杖の長さは大転子の高さに合わせる。

設問5

●片麻痺の椅子からの立ち上がり訓練で誤っているのはどれか。

体幹の前屈から動作を開始する。

立位からゆっくり座る訓練も行う。

足を手前に引いてから立ち上がりを開始する。

訓練初期には高めの椅子で行う。

椅子に深く腰掛けさせて行う。

脳血管障害7
全10問中1問～5問