設問1
●68歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。発症後3か月時、腰掛座位において図のように右上下肢で接触面を強く押して左側に転倒する現象を認めた。座位バランス獲得のための理学療法で適切なのはどれか。すべて選べ。
4.右上肢を前方のテーブルに載せる。
5.点滴棒など垂直指標に体幹を合わせる。
2.座面を上げて両下肢を浮かせる。
1.鏡で姿勢の傾きを認知させる。
3.治療者が左側から繰り返し押し返す。
設問2
●65歳の女性。脳梗塞。右片麻痺発症後5日目。ほぼ完全麻痺。意識清明。安静時血圧は正常範囲で安定している。理学療法で正しいのはどれか。すべて選べ。
安静時の患側下肢は股関節伸展、外転、外旋および膝伸展位に保持する。
ベッドサイドで四肢の他動的可動域訓練を行う。
ベッド上でバックレストを用いた座位訓練を行う。
安静時の患側上肢の肩甲帯は前方突出位に保持する。
バイタルサインは理学療法実施前、実施中、実施後にチェックする。
設問3
●脳卒中片麻痺患者の早期理学療法で誤っているのはどれか。すべて選べ。
半側空間無視があれば座位訓練は行わない。
股関節は外旋位に保持する。
意識障害があれば座位姿勢はとらない。
意識障害がなければ健側の自動運動を行う。
肩関節は関節可動域訓練を行わない。
設問4
●片麻痺患者の他動的可動域訓練の効果で正しいのはどれか。すべて選べ。
痙縮の軽減
固有受容器の刺激
温度覚障害の改善
局所血流の改善
拘縮の予防
設問5
●75歳の男性。右視床出血による左片麻痺。発症後3週でブルンストローム法ステージ上肢Ⅱ・下肢Ⅲ。平行棒内立位で図のような症状がみられた。運動療法で適切なのはどれか。すべて選べ。
4.健側下肢への体重負荷訓練を行う。
3.鏡を見せて立位保持訓練を行う。
1.立位で治療者が左側から繰り返し押し返す。
5.高い座面の椅子から立ち上がり訓練を行う。
2.座位でのバランス訓練を行う。
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