過去問題 | 理学療法士国家試験・作業療法士　国家試験対策 WEBで合格！

設問1

●67歳の女性。脳梗塞による右片麻痺を生じ入院した。入院時血圧180/102mmHg、脈拍102/分。胸部エックス線で心胸郭比58％、安静時心電図では1.5mmのＳＴ下降が認められた。３か月後、ブルンストローム法ステージは上肢、手指、下肢ともⅣ。安静時心電図では心室性期外収縮が散発するほか特記すべき異常は認められない。血圧はカルシウム拮抗剤投与で正常範囲にある。運動負荷テストで４ＭＥＴＳの運動耐容能が判定された。自宅退院のための生活指導として誤っているのはどれか。

屋外歩行時にはプラスチック短下肢装具の装着を勧める。

フィットネスのための運動の目標心拍数は130/分とする。

シャワー浴は毎日許可する。

洗濯機の使用は許可する。

階段昇降には手すりの使用を勧める。

設問2

●脳卒中に合併した肩手症候群で正しいのはどれか。２つ選べ。

ＲＯＭ訓練は中止する。

脳卒中発症10週以後に発症する。

腫脹、疼痛の時期と萎縮性変化の時期とがある。

男性の右片麻痺患者に多い。

原因は自律神経機能異常と考えられる。

設問3

●肩手症候群の急性期症状でないのはどれか。

ＭＰ関節の屈曲制限

手の熱感

肩の有痛性運動制限

手背の腫脹

手指の骨萎縮

設問4

●脳卒中片麻痺の肩手症候群で誤っているのはどれか。

肩の他動的外転・外旋が制限されやすい。

肩甲骨は内転・下方回旋をとりやすい。

鎮痛にはＴＥＮＳが用いられる。

手指の腫脹から始まる。

ブルンストローム法ステージ上肢Ⅳ以上で起こりやすい。

設問5

●脳卒中急性期で理学療法を中止すべき徴候はどれか。

起立性低血圧

失見当識

排尿障害

麻痺の増悪

足部浮腫

脳血管障害4
全10問中1問～5問

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