設問1
●高齢者の筋力について誤っているのはどれか。
タイプⅡ線維よりもタイプⅠ線維の萎縮が優位である。
筋力強化の初期効果は運動単位動員の増加による。
筋断面積は経年的に減少する。
筋力強化によって筋肥大が期待できる。
上肢よりも下肢の筋力低下が大きい。
設問2
●55歳の男性。慢性腎不全。高血圧症を合併。外来にて3年間、週2回前腕シャントによる人工透析を受けていた。日常生活で強い倦怠感を覚え独歩にて来院した。基礎体力改善のための運動療法で適切でないのはどれか。
ヘモグロビン値に注意する。
運動指標として心拍数を利用する。
転倒に注意する。
血圧はシャントのない側で測る。
筋力強化は等尺性運動で行う。
設問3
●糖尿病の運動療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
血糖値が高いほど効果的である。
運動強度は漸増運動負荷試験で決定する。
肥満例ではやや多めの総摂取エネルギーとする。
運動強度は最大酸素摂取量の70%程度が適切である。
運動によってインスリン抵抗性が改善する。
設問4
●糖質が燃焼したときの化学式はC6H12O6 + 6O2 → 6H2O + 6CO2 で表される。呼吸商の値はどれか。
O.72
1.O0
O.48
1.25
0.36
設問5
●高齢者の転倒について誤っているのはどれか。
ヒッププロテクターは大腿骨頸部骨折の予防に用いられる。
片麻痺合併者では患側の骨折を合併しやすい。
転倒高リスク群ではTUG(Timed up and go test)時間が短い。
開眼片足立ち時間は転倒リスクの指標として用いられる。
向精神薬の内服は危険因子の一つである。
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