設問1
●65歳の男性。胸部解離性大動脈瘤術後の早期理学療法で適切なのはどれか。すべて選べ。
腹式呼吸を指導する。
訓練前後に胸部を聴診する。
座位訓練は胸腔ドレーンの抜去後に開始する。
腰背部のリラクセーションを行う。
呼吸介助手技に振動法を用いて排痰を試みる。
設問2
●70歳の男性。縦隔腫瘍摘出術後4日。右中・下葉の痰の貯留が多い。この時期の理学療法で適切なのはどれか。すべて選べ。
四肢の自動介助運動
左側臥位での体位排痰
全身リラクセーション
呼吸筋筋力強化
ゆっくりした深い腹式呼吸
設問3
●70歳の男性。体重60kg。上腹部手術後から人工呼吸管理を受けていたが、人工呼吸器からの離脱を開始することになった。開始の基準で誤っているのはどれか。すべて選べ。
Pa02 :70mmHg
1回換気量 :350ml
PaC02 :60mmHg
呼吸数 :40/分
脈拍数 :110/分
設問4
●健常者の姿勢と呼吸機能の組合せで誤っているのはどれか。すべて選べ。
座 位 ── 横隔膜の動きが制限される。
背臥位 ── 胸郭背側の動きが良い。
背臥位 ── 換気血流不均等が起きにくい。
側臥位 ── 両肺の換気量に左右差を生じる。
座 位 ── 胸郭の動きが制限される。
設問5
●気管切開の目的で誤っているのはどれか。すべて選べ。
死腔を減少させる。
間欠的陽圧呼吸装置の使用を容易にする。
気道内分泌物の機械的除去を容易にする。
気道抵抗を減少させる。
発声を容易にする。
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