設問1
●85歳の女性。玄関で転倒し、大腿骨頸部内側骨折(ガーデンステージⅣ)と診断され、セメント使用の人工骨頭置換術を受けた。理学療法で適切でないのはどれか。
足関節の底背屈運動
股関節の外転運動
早期から自力での側臥位を許可
脱臼防止肢位の教育
早期の立位訓練
設問2
●変形性股関節症患者の異常歩行と原因との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
大殿筋歩行 ── 患側股関節内転拘縮
墜落性跛行 ── 患側脚短縮
腰椎前弯の増強 ── 患側股関節屈曲拘縮
アヒル様歩行 ── 両側股関節外転拘縮
トレンデレンブルク歩行── 患側股関節外旋拘縮
設問3
●大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術後の高齢者の理学療法で誤っているのはどれか。
早期に大腿四頭筋の等尺性運動を行う。
受傷前のADLを確認する。
股関節を軽度内転位に保持する。
呼吸訓練を行う。
早期離床のため座位訓練を行う。
設問4
●71歳の女性。日常、買物等で外出していたが、階段を踏みはずして転倒し、大腿骨頸部骨折と診断され、人工骨頭置換術が施行された。 誤っているのはどれか。
術前後を通して1回換気量の維持・向上に努める。
合併症がなければ術後1週以内に立位・歩行訓練を開始する。
術直後の可動域訓練は股関節内転を避ける。
四肢の筋力維持・増強を行う。
術前から患側股関節の可動域維持を十分に行う。
設問5
●転倒による右大腿骨頸部内側骨折に人工骨頭置換術を施行したとき、術後の起立訓練開始時期への影響が最も少ないのはどれか。
術前の歩行能力
心機能の低下
片麻痺の合併
セメントの使用
手術切開創の治癒
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