設問1
●70歳の女性。左変形性膝関節症に対する人工関節置換術後2週経過時、手術側下肢に深部静脈血栓症が発症した。理学療法で適切なのはどれか。すべて選べ。
右膝関節の自動屈伸訓練
左下肢伸展位挙上訓練(SLR訓練)
両足関節の自動底背屈訓練
右大腿四頭筋の等張性収縮訓練
左膝関節の他動屈伸訓練
設問2
●70歳の男性。変形性膝関節症に対する人工関節全置換術後6週経過。全荷重歩行可能。日常生活の指導で誤っているのはどれか。すべて選べ。
T字杖歩行訓練
固定自転車こぎ
シャワー椅子座位
和式トイレ動作
あぐら座位
設問3
●75歳の女性。左膝は、変形と痛みのため、可動域が屈曲20~90°であった。左人工膝関節手術(セメント使用)を受けた。術前の膝関節エックス線単純正面立位像(写真A)、術後の膝関節エックス線単純正面像(写真B)および側面像(写真C)を下に示す。人工関節にした理由で適切なのはどれか。すべて選べ
外反変形が強い。
除痛効果が得られる。
可動域の改善が望める。
人工関節は10~15年の使用に耐えられる。
軟骨の変性が高度である。
設問4
●75歳の男性。変形性膝関節症で図のような手術を受けた。術後理学療法で誤っているのはどれか。すべて選べ。
術後3週 :下肢伸展挙上による筋力増強
術後2~3日:膝関節の他動的関節可動域訓練
術後6週 :松葉杖を用いた平地歩行
術後1週 :平行棒内で患側1/2部分体重負荷
術後1日 :大腿四頭筋の等尺性収縮運動
設問5
●70歳の女性。左変形性膝関節症に対する人工関節置換術後2週経過時、手術側下肢に深部静脈血栓症が発症した。その後、深部静脈血栓症は治癒したが、手術側の膝に屈曲拘縮と疼痛とがある。物理療法で適切なのはどれか。
ホットパック
超短波
渦流浴
超音波
赤外線
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