設問1
●60歳の女性。右変形性膝関節症の診断で、人工膝関節置換術(骨セメント使用)を施行した。術前後の理学療法で誤っているのはどれか。
術前からプッシュアップで両上肢の筋力強化を行う。
1週以内に平行棒内で非患側下肢による立位を開始する。
術翌日から大腿四頭筋、ハムストリングスの筋セッティングを開始する。
術翌日からCPM(持続的他動運動)装置を導入する。
術後2週間は患側下肢は完全免荷とする。
設問2
●80歳の女性。変形性膝関節症。人工関節全置換術後の屈曲拘縮と疼痛とがある。2週後に1/3荷重を開始し、平行棒内三点歩行自立となった。 この時点の歩行補助具で適切なのはどれか。
片松葉杖
T字杖
交互型歩行器
ロフストランド杖
四脚杖
設問3
●80歳の女性。変形性膝関節症。人工関節全置換術後の屈曲拘縮と疼痛とがある。物理療法で適切でないのはどれか。2つ選べ
極超短波
ホットパック
渦流浴
超音波
紫外線
設問4
●変形性膝関節症の保存的療法で誤っているのはどれか。
内反膝変形には外側ウェッジ足底板を装着する。
肥満防止の指導を行う。
膝関節の可動域訓練を行う。
大腿四頭筋の筋力増強訓練を行う。
関節水腫の予防には膝蓋骨上縁より近位部に弾力帯を巻く。
設問5
●腰痛を合併する変形性膝関節症の大腿四頭筋訓練で適切でないのはどれか。
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