設問1
●慢性関節リウマチ患者の指導で誤っているのはどれか。すべて選べ。
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設問2
●60歳の独居女性。慢性関節リウマチを発症し15年経過。両股関節は人工関節置換術を行っているが屋内歩行は自立している。手指の変形が著しく、関節痛が強い。在宅における日常生活・環境整備の指導で適切なのはどれか。すべて選べ。
自動洗浄便座を設置する。
ドアノブ用自助具を利用する。
浴室にリフターを設置する。
買い物に電動車椅子を利用する。
居室の段差を解消する。
設問3
●50歳の女性。関節リウマチ。スタインブロッカーのステージⅢ、クラスⅢ。日常生活の指導で適切なのはどれか。すべて選べ。
設問4
●慢性関節リウマチの運動療法で正しいのはどれか。すべて選べ。
股関節の破壊が始まったら歩かせない方がよい。
肘関節の疼痛が強いときはギプスで固定する。
肩関節の動きは肩甲骨の動きで代償されるので自主的な体操で十分である。
環軸椎亜脱臼がある場合、頸椎の前後運動は危険を伴う。
手指の運動では伸筋腱の断裂に注意する。
設問5
●慢性関節リウマチの理学療法で誤っているのはどれか。すべて選べ。
手指の変形の予防は極めて困難であり、なるべく手を使わないように指導する。
ホットパック、パラフィン浴など温熱療法は炎症を強めるので有害であり、寒冷療法を行う。
急性期の可動域訓練は自動運動を原則とする。
膝屈曲拘縮が30°以上になれば理学療法では改善の可能性はほとんどない。
歩行障害に対して装具はあまり有効ではなく、むしろ杖を用いての下肢への荷重の軽減に重点を置く。
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