設問1
●大腿切断術後の断端管理について正しいのはどれか。
股関節の内旋拘縮が生じやすいので外旋位を保持する。
断端部の発汗異常には軽擦法が有効である。
断端の成熟を促すために弾性包帯で浮腫を軽減する。
rigid dressingでは断端部の状態が観察しやすい。
創部の伸張による痛みが生じた場合は安静固定とする。
設問2
●TSB(全表面支持)下腿義足で誤っているのはどれか。
内ソケットにシリコンを用いる。
皮膚刺激性が少ない。
発汗の対応が困難である。
膝カフを使用する。
着脱が容易である。
設問3
●義足について正しいのはどれか。
PTSは膝関節屈曲位で脱げやすい。
PTBは膝関節の側方安定性に優れている。
CAT-CAMは坐骨支持型のソケットである。
SACH足は多軸継手を有する。
KBMはカフベルトが必要である。
設問4
●大腿切断後の理学療法で誤っているのはどれか。
幻肢の存在は義足歩行の妨げとなる。
術直後義肢装着法では早期立位歩行により断端成熟を早める。
術後のギプス包帯による圧迫は静脈環流を促進し浮腫を予防する。
術後から弾力包帯による圧迫を行い浮腫の消退を図る。
早期の義肢装着は幻肢痛の軽減に役立つ。
設問5
●下肢切断術後の理学療法で誤っているのはどれか。
下腿切断ではハムストリングスの伸張訓練を行う。
大腿切断では股関節外転筋の伸張訓練を行う。
膝離断では断端への荷重訓練を行う。
大腿切断では股関節外転筋の筋力増強を行う。
大腿切断術後の浮腫予防として断端を枕に乗せて挙上する。
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