設問1
●40歳の男性。交通事故による第7頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)。受傷後6か月経過。褥創の予防で誤っているのはどれか。
仙骨部の皮膚の状態を鏡で観察する。
坐骨部に発赤があれば車椅子訓練を休止する。
夜間の体位変換を介助で行う。
座位では定時的にプッシュアップを行う。
両側肩甲骨外側縁は褥創の好発部位である。
設問2
●脊髄損傷で誤っているのはどれか。
高位頸髄損傷では消化性潰瘍が起こりやすい。
自律神経過反射は第5胸髄節以上の損傷で起こりやすい。
呼吸機能では1秒率は低下するが、%肺活量は正常である。
強制的な関節可動域運動は異所性骨化の原因となる。
起立性低血圧は対麻痺よりも四肢麻痺で起こりやすい。
設問3
●頸髄損傷四肢麻痺の起立性低血圧に対する理学療法で誤っているのはどれか。
下腿筋群の低周波通電
下肢の弾力包帯圧迫
傾斜台起立訓練
ゆっくりした深呼吸訓練
腹帯の使用
設問4
●脊髄損傷患者に対する斜面台の使用目的で適切でないのはどれか。
沈下性肺炎の予防
尿排出の促進
骨粗鬆症の予防
起立性低血圧の改善
下肢の浮腫改善
設問5
●40歳の男性。交通事故による第7頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)。受傷後6か月経過。呼吸運動に関与する筋で筋力低下がみられないのはどれか。2つ選べ。
内助間筋
腹直筋
外肋間筋
胸鎖乳突筋
横隔膜
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