設問1
●脳卒中片麻痺患者への対応で誤っているのはどれか。
反張膝予防に短下肢装具の足継手を底屈位にする。
肩の亜脱臼にアームスリングを装着する。
T字杖の長さは床から大腿骨大転子の高さまでにする。
長下肢装具での歩行時に健側を補高する。
手指の屈筋痙縮にスプリントを作成する。
設問2
●脳卒中の理学療法について誤っているのはどれか。2つ選べ。
歩行訓練は座位バランスが十分安定してから行う。
できるだけ早期に座位耐久性訓練を開始する。
機能的予後は訓練開始後2か月までにほぼ予測できる。
早期から家族指導を行う。
早期の装具の使用は機能回復の妨げになる。
設問3
●脳血管障害による片麻痺患者の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
歩行時の膝折れに膝軽度屈曲位で体重負荷を行う。
麻痺筋に対しては筋力増強訓練を行わない。
座位バランスが完成してから立位訓練を開始する。
下肢装具は立ち上がりが自立してから用いる。
痙縮筋の緊張抑制の目的で持続伸張法を行う。
設問4
●脳卒中片麻痺の機能障害(impairment)に対する理学療法はどれか。
補装具の使用
利き手の交換
環境の改善
歩行訓練
関節拘縮の改善
設問5
●脳血管障害に伴いやすい症状と治療の組合せで適切でないのはどれか。
痙 縮 ── リラクセーション
反張膝 ── 下腿三頭筋の筋力増強
尖足拘縮 ── アキレス腱延長術
肩関節亜脱臼 ── アームスリングの装着
肩手症候群 ── 星状神経節ブロック
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