設問1
●脳卒中片麻痺で正しいのはどれか。
筋痙縮の強い四肢では感覚障害が重度である。
麻痺筋の痙縮の程度と筋力低下との相関は高い。
上肢と下肢の痙縮の程度は一致する。
発症1か月目の麻痺の程度から患側上肢のおおよそ機能予後を推定できる。
下肢の運動麻痺の程度とADLレベルとは一致する。
設問2
●脳卒中片麻痺早期の理学療法で誤っているのはどれか。
ポジショニングがプログラムに含まれる。
意識障害があれば座位は禁忌である。
訓練直後にバイタルサインを確認する。
ベッドサイドでの訓練から開始する。
廃用症候群の予防が目的である。
設問3
●肩手症候群で正しいのはどれか。
脳卒中発症後6か月以降に発症することが多い。
肩関節の他動運動痛を伴うことが多い。
手指ではMP関節の屈曲拘縮が特徴的である。
肩から上腕部にかけて腫脹と発赤とが現れる。
発症率と上肢麻痺の重症度には関連がない。
設問4
●脳血管障害の嚥下障害について正しいのはどれか。
乾燥した食物の方が嚥下しやすい。
甘味のあるものは誤嚥しやすい。
咽頭期の障害では固形物で嚥下困難を生じやすい。
頸部は過伸展した方が嚥下しやすい。
体幹垂直位よりも約60°の後傾位の方が嚥下しやすい。
設問5
●脳卒中の早期理学療法で誤っているのはどれか。
収縮期血圧は100mmHgを越えないようにする。
上下肢の他動運動は発症当日から可能である。
悪心などの自覚症状の出現で直ちに中止する。
脈拍は100/分以下に保つようにする。
意識障害がなければ徐々に頭部挙上訓練を行う。
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