設問1
●54歳の男性。肺塞栓に併発した低酸素脳症。意識障害は2か月で回復し、歩行も2年間で介助レベルまで回復した。運動時の上肢のミオクローヌス、小刻み歩行、寡黙認知障害や自発性低下がある。治療アプローチで正しいのはどれか。すべて選べ。
低い台からの立ち上がり
メトロノームを使った歩行
上肢の素速い運動
日記を用いた記憶の代償
四つ這いでのバランス訓練
設問2
●高齢者の筋力について正しいのはどれか。すべて選べ。
筋断面積は経年的に減少する。
筋力強化によって筋肥大が期待できる。
上肢よりも下肢の筋力低下が大きい。
タイプⅡ線維よりもタイプⅠ線維の萎縮が優位である。
筋力強化の初期効果は運動単位動員の増加による。
設問3
●55歳の男性。慢性腎不全。高血圧症を合併。外来にて3年間、週2回前腕シャントによる人工透析を受けていた。日常生活で強い倦怠感を覚え独歩にて来院した。基礎体力改善のための運動療法で適切なのはどれか。すべて選べ。
血圧はシャントのない側で測る。
転倒に注意する。
筋力強化は等尺性運動で行う。
ヘモグロビン値に注意する。
運動指標として心拍数を利用する。
設問4
●糖質が燃焼したときの化学式は、C6H12O6+ 6O2 → 6H2O + 6CO2で表せる。呼吸商の値はどれか。
1.25
O.36
O.72
O.48
1.00
設問5
●認知症のリハビリテーションで適切なのはどれか。すべて選べ。
失禁に対してはおむつを用いず排便、排尿誘導を行う。
過去の生活様式への執着を矯正する。
「おじいさん」あるいは「おばあさん」と呼ぶかわりに名前で呼ぶ。
疼痛をもたらす訓練は意欲を低下させる。
行動範囲を制限することは退行を促進する。
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