設問1
●開胸術前の呼吸指導で適切でないのはどれか。
胸部乾布摩擦
腹式呼吸法
器具を用いた吸気強化
術創を仮定した体位での深呼吸
リラクセーション
設問2
●65歳の男性。胸部解離性大動脈瘤術後の早期理学療法で適切でないのはどれか。
腹式呼吸を指導する。
腰背部のリラクセーションを行う。
呼吸介助手技に振動法を用いて排痰を試みる。
訓練前後に胸部を聴診する。
座位訓練は胸腔ドレーンの抜去後に開始する。
設問3
●健常者の姿勢と呼吸機能の組合せで正しいのはどれか。
座 位 ── 胸郭の動きが制限される。
側臥位 ── 両肺の換気量に左右差を生じる。
背臥位 ── 換気血流不均等が起きにくい。
座 位 ── 横隔膜の動きが制限される。
背臥位 ── 胸郭背側の動きが良い。
設問4
●気管切開の目的で誤っているのはどれか。2つ選べ。
間欠的陽圧呼吸装置の使用を容易にする。
発声を容易にする。
気道内分泌物の機械的除去を容易にする。
死腔を減少させる。
気道抵抗を減少させる。
設問5
●65歳の男性。胸骨正中切開による縦隔腫瘍摘出術後3日。左上下葉区の痰の貯留が多い。この時期の理学療法で適切でないのはどれか。2つ選べ。
ゆっくりとした深い腹式呼吸
体幹の回旋運動
胸郭可動域運動
四肢の自動介助運動
右側臥位での体位排痰
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