設問1
●末梢神経で正しいのはどれか
有髄線維は直径が大きいほど伝導速度が遅い。
無髄線維はSchwann細胞に覆われている。
神経筋接合部にはノルアドレナリンが含まれている。
節後性交感神経線維は有髄線維である。
大径の運動神経線維は無髄線維である。
設問2
●末梢神経について誤っているのはどれか。
繊維を切断すると末梢側にワーラー(Waller)変性を生じる
直径の大きい線維は伝導速度が大きい。
神経線維は疲労しにくい。
線維の一部を刺激すると興奮は両方向に伝導する。
線維の温度が上昇すると伝導速度は低下する。
設問3
●有髄末梢神経切断後の変性について正しいのはどれか。
切断部から末梢側の軸索の興奮性は切断4週後まで保たれる。
切断部から末梢側の軸索の変性は最末端から中枢側へ進行する。
切断部から中枢側への逆行性変性が出現する。
変性後に再生する軸索にSchwann細胞は付着しない。
Schwann細胞の変性は切断部位に限局して生じる。
設問4
●末梢神経損傷後の変化で正しいのはどれか。2つ選べ。
神経腫は再生軸索から発生する。
軸索変性があっても神経筋接合部に変化は生じない。
軸索再生の速度は1日約3mmである。
ワーラー変性は損傷部位の近位部と遠位部とに生じる。
軸索の変性が起こるとシュワン細胞に形態変化が生じる。
設問5
●神経について正しいのはどれか
感覚神経は伝導速度によってα、β群に分類される。
自律神経は有髄神経である。
A群の神経はB群より伝導速度が遅い。
伝導速度は神経の太さに関係しない。
有髄神経は無髄神経より伝導速度が速い。
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