設問1
●次のうち正しいのはどれか。すべて選べ。
1カロリーとは、1気圧で1gの水を14.5℃から15.5℃へ上昇させるのに必要な熱エネルギーの量である。
代謝率(RMR)とは、消費されたエネルギーの全量に対するなされた仕事量の割合をいう。
生体内で食物の異化作用により放出されるエネルギーの量と、その食物を生体外で燃焼したときに放出されるエネルギーの量は同じである。
エネルギー放出量とは、外部に対してなした仕事量、蓄えられたエネルギー量および放出した熱の和である。
仕事は力と変位の積で表される。
設問2
●運動処方に関して正しいのはどれか。すべて選べ。
ヒュージョーンズ分類のⅡ度では階段で息切れが起こる。
運動負荷試験では「少しきつい」レベルの運動から始める。
代謝当量(METs)は安静時座位での酸素摂取量を基準にしている。
嫌気性代謝閾値(AT)は最大酸素摂取量の約60%である。
等張性運動は等尺性運動より血圧上昇が少ない。
設問3
●体温調節機構について正しいのはどれか。すべて選べ。
甲状腺ホルモンは熱産生量を減少させる。
体熱の放散は輻射、伝導、対流および蒸発などにより行われる。
筋肉運動は熱産生量を増加させ深部体温を上昇させる。
アドレナリンは末梢血管を収縮させ体熱の放散を抑制する。
体温は1日のうち0.6~1.0℃の変動を示し、午前2~6時に最低で午後3~8時に最高となる。
設問4
●体温調節について正しいのはどれか。すべて選べ。
震えは熱産生を抑制する。
体温調節中枢は視床下部にある。
体温は午前4時から午前6時ころに最低となる。
運動時の熱産生量は骨格筋で多い。
発汗は熱放散を促進する。
設問5
熱産生は主に骨格筋で行われる。
熱産生が熱喪失より大きくなると皮膚の動脈は収縮する。
発汗の減少は皮膚からの熱喪失を防ぐ。
身震いは不随意的な筋収縮により熱産生を増やす。
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