設問1
●70歳の男性。パーキンソン病。ヤールの重症度分類ステージⅣ。椅子からの立ち上がり動作が図のようになり、上手にできないことが多い。立ち上がり動作の訓練として適切なのはどれか。すべて選べ。
足関節を底屈させて床を蹴るようにする。
座面を膝の位置より低いものにする。
体幹を前屈させてお辞儀をするようにする。
殿部が座面を離れると同時に膝関節を伸展する。
両上肢を前方へ出すようにする。
設問2
●60歳の男性。パーキンソン病。理学療法で適切なのはどれか。すべて選べ。
3
5
2
1
4
設問3
●Parkinson病患者の理学療法で誤っているのはどれか。すべて選べ。
すくみ足には外的リズム刺激が有効である。
幻覚が出現している時期には理学療法は行わない。
症候性の夜間頻回覚醒は日中の活動を促すことで改善がみられる。
無動が強い時期には立位でのバランス練習を行う。
安静時振戦にはPNFが適応となる。
設問4
●65歳の男性。Parkinson病。両上肢の振戦、全身のこわばり及びすくみ足現象がある。入院中の薬物療法と運動療法によって室内歩行が可能になったが、転倒の危険がある。退院前指導として適切なのはどれか。すべて選べ。
歩行開始前に柔軟体操を行う。
掛け布団を軽いものに変える。
床のじゅうたんを柔らかいものに変える。
便座の高さを膝の位置より高くする。
便所に手すりを設置する。
設問5
●60歳の男性。5年前にパーキンソン病と診断され、2か月前から入院中。両上肢の振戦、全身のこわばりやすくみ現象がみられたが、薬物療法と運動療法とにより介助があれば室内歩行が可能となり自宅退院が近い。退院前の指導として正しいのはどれか。すべて選べ。
便所の手すりの設置を勧める。
便座の高さは膝の位置よりも低いものを勧める。
屋外での移動は前輪駆動型車椅子を勧める。
ベッドのマットレスは硬めのものを勧める。
床のじゅうたんは柔らかいものを勧める。
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