設問1
●70歳の女性。左変形性膝関節症に対する人工関節置換術後2週経過時、手術側下肢に深部静脈血栓症が発症した。理学療法で適切なのはどれか。すべて選べ。
両足関節の自動底背屈訓練
右膝関節の自動屈伸訓練
左下肢伸展位挙上訓練(SLR訓練)
左膝関節の他動屈伸訓練
右大腿四頭筋の等張性収縮訓練
設問2
●74歳の女性。5年前から左膝痛が出現し、徐々に増悪して歩行が困難となったため左膝の手術を受けた。術前と術後のエックス線写真を下に示す。術後の理学療法で適切なのはどれか。
術後2日目から大腿四頭筋のセッティングを行う。
術後7日目から足関節の自動運動を行う。
退院後も屋外で杖を使用する。
術後10日目から荷重歩行訓練を行う。
術後3日目から膝関節の可動域訓練を行う。
設問3
●74歳の女性。5年前から左膝痛が出現し、徐々に増悪して歩行が困難となったため左膝の手術を受けた。術前と術後のエックス線写真を下に示す。術前の所見で認められるのはどれか。すべて選べ。
外反膝変形
特発性骨壊死
骨棘形成
骨融解像
関節裂隙の狭小化
設問4
●75歳の男性。変形性膝関節症で図のような手術を受けた。術後理学療法で誤っているのはどれか。すべて選べ。
術後1日 :大腿四頭筋の等尺性収縮運動
術後3週 :下肢伸展挙上による筋力増強
術後6週 :松葉杖を用いた平地歩行
術後1週 :平行棒内で患側1/2部分体重負荷
術後2~3日:膝関節の他動的関節可動域訓練
設問5
●図に示す高位脛骨骨切り術後の理学療法プログラムで正しいのはどれか。すべて選べ。
術後6週:全荷重歩行訓練
術後5週:片松葉杖による歩行訓練(体重の3/4程度の部分荷重)
術後1日:大腿四頭筋の等尺性運動開始
術後1週:平行棒内歩行訓練(体重の1/2程度の部分荷重)
術後5日:膝関節の自動介助運動
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