設問1
●慢性関節リウマチの理学療法で正しいのはどれか。
歩行障害に対して装具はあまり有効ではなく、むしろ杖を用いての下肢への荷重の軽減に重点を置く。
膝屈曲拘縮が30°以上になれば理学療法では改善の可能性はほとんどない。
手指の変形の予防は極めて困難であり、なるべく手を使わないように指導する。
急性期の可動域訓練は自動運動を原則とする。
ホットパック、パラフィン浴など温熱療法は炎症を強めるので有害であり、寒冷療法を行う。
設問2
●慢性関節リウマチ患者のADLで適切でないのはどれか。
3
2
5
4
1
設問3
●慢性関節リウマチ患者の指導で正しいのはどれか。
設問4
●慢性関節リウマチの運動療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
環軸椎亜脱臼がある場合、頸椎の前後運動は危険を伴う。
肩関節の動きは肩甲骨の動きで代償されるので自主的な体操で十分である。
股関節の破壊が始まったら歩かせない方がよい。
肘関節の疼痛が強いときはギプスで固定する。
手指の運動では伸筋腱の断裂に注意する。
設問5
●慢性関節リウマチの理学療法で適切なのはどれか。
人工股関節全置換術後の関節可動域訓練では股内転を重点的に行う。
肘・手関節の疼痛が著しい場合の歩行にはロフストランド・クラッチを勧める。
人工膝関節置換術後の膝屈曲角度は正常可動域を目標とする。
膝関節痛が著しい場合の大腿四頭筋の筋力増強には等尺性収縮を用いる。
頸部の疼痛に対して他動的関節可動域訓練を行う。
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