過去問題 | 理学療法士国家試験・作業療法士　国家試験対策 WEBで合格！

設問1

●22歳の男性。６か月前にバイク事故で頸髄損傷となった。徒手筋力テスト上腕二頭筋が右5・左4、上腕三頭筋が右1・左1、長橈側手根伸筋が右2・左1であった。下肢は両側とも完全麻痺で、感覚脱失であった。バイタルサインは安定していた。車椅子訓練(①～⑤)を下に示す。誤っているはどれか。

③

①

⑤

④

②

設問2

●頸髄損傷患者で正常以上の可動域獲得が望ましいのはどれか。すべて選べ。

肘関節の伸展

足関節の底屈

肩関節の伸展

股関節の屈曲(膝伸展位)

体幹の屈曲

設問3

●25歳の男性。外傷性頸髄損傷。現在は図のような動作で食事を食べている。図は「手を握ってください」との指示でなされた手の動きである。この動きはどれか。

把握反射

連合運動

分離運動

共同運動

腱固定作用

設問4

●25歳の男性。外傷性頸髄損傷。現在は図のような動作で食事を食べている。この患者に対して急性期に行った呼吸理学療法で正しいのはどれか。すべて選べ。

肋間筋強化

胸郭モビライゼーション

介助咳嗽練習

体位排痰法

息こらえ練習

設問5

●21歳の女性。頸髄損傷(第８頸髄節まで機能残存)。受傷後６か月経過。背臥位から右側へ寝返る訓練で正しいのはどれか｡すべて選べ。

３．理学療法士が両股・膝を屈曲位に保持する。

５．肩甲帯の自動運動による体幹の回旋を利用する。

４．理学療法士が左下肢を対側下肢の下に入れ交差する。

２．左腰部の下に枕を入れる。

１．左手関節部に250gの重錘バンドを巻く。

脊髄損傷4　難問
全10問中1問～5問