過去問題 | 理学療法士国家試験・作業療法士　国家試験対策 WEBで合格！

設問1

●脳卒中片麻痺患者の麻痺側の肩の理学療法で正しいのはどれか。

亜脱臼があるときは整復位で行う。

麻痺側への寝返りでは麻痺側肩甲骨を内転位にする。

自己介助による上肢挙上運動では反動を用いた方法を指導する。

関節可動域訓練では肩甲骨を固定して行う。

肩関節伸展運動は避ける。

設問2

●57歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。発症後６か月経過。分回し歩行で歩行時に内反尖足と反張膝とがみられる。足関節は他動的に背屈すると、かろうじてO°まで矯正可能である。理学療法で誤っているのはどれか。

患側体幹のストレッチング

前脛骨筋のバイオフィードバック療法

下腿三頭筋のストレッチング

患側膝軽度屈曲位での体重支持訓練

ハムストリングスのストレッチング

設問3

●65歳の女性。右中大脳動脈領域の脳梗塞。左半側空間無視の理学療法で適切なのはどれか。２つ選べ。

体幹を右側に回旋する。

右側から左側へと注意を移動する。

姿勢矯正鏡を利用する。

右後頸部の電気刺激を行う。

左手に触れながら右上肢の動作を行う。

設問4

●35歳の男性。脳出血左片麻痺。発症後４か月。ブルンストローム法ステージは上肢Ⅲ、手指Ⅱ、下肢Ⅳである。プラスチック製短下肢装具による屋内杖歩行は自立。高次脳機能障害はなく既往歴に特記すべきことはない。理学療法で適切でないのはどれか。

左足関節の外がえしを伴う背屈運動を促通する。

室内で装具を装着して杖なし歩行訓練を行う。

溝またぎ訓練を行う。

屋外で装具を装着して杖歩行訓練を行う。

左手指の分離運動を促通する。

設問5

●脳卒中片麻痺患者の患側膝関節屈曲拘縮に対する理学療法で適切でないのはどれか。

ターンバックル付膝装具による他動的伸展

腹臥位で足首に２kgのおもりを載せてのストレッチング　　　　　　

膝関節周囲のホットパック

ダイアルロック膝継手付装具による他動的伸展

ハムストリングスに対する筋力強化訓練

脳血管障害9
全10問中1問～5問