設問1
●65歳の女性。脳出血発症後5週の左片麻痺。高血圧症で降圧薬を服用中。訓練前の血圧は158/92mmHg(安静座位)であったが、平行棒内歩行訓練直後の血圧は200/128mmHg(座位)であった。 めまいなどの自覚症状は訴えなかった。アンダーソン改訂基準に基づいた理学療法士の対応として適切なのはどれか。
訓練を一時中止し様子をみる。
その日の訓練を中止し主治医に連絡する。
歩行を中止し臥位での訓練内容に変更する。
血圧をモニターしながら訓練を続ける。
歩行を中止し座位での訓練内容に変更する。
設問2
●脳卒中片麻痺患者にみられる症状で転倒と関連が少ないのはどれか。
失語症
夜間せん妄
視空間失認
深部感覚障害
痴 呆
設問3
●脳卒中患者で運動療法を行わない方がよい場合はどれか。2つ選べ。
安静時の動悸
安静時収縮期血圧200mmHg
上室性期外収縮
安静時拡張期血圧95mmHg
安静時脈拍100/分
設問4
●脳卒中患者の歩行獲得の阻害因子でないのはどれか。
高度痴呆
失 禁
半側視空間失認
両側片麻痺
設問5
●60歳の男性。脳梗塞。発症後4週経過。心筋梗塞の既往がある。立位歩行訓練の可否の判定をする基準で誤っているのはどれか。2つ選べ。
運動中の収縮期血圧が安静時より40mmHg以上高ければ訓練を中止する。
運動中の脈拍数が140/分以上であれば訓練を中止する。
安静時脈拍数が90/分以上であれば訓練を休止する。
運動中めまいが出現すれば訓練を中止する。
安静時収縮期血圧が150mmHg以上であれば訓練を休止する。
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