設問1
●呼吸障害の理学療法で適切でないのはどれか。すべて選べ。
無酸素性作業閾値以上の運動負荷で行う。
階段では昇りながら息をはき、止まって吸気を行う。
拘束性換気障害には口すぼめ呼吸を行う。
ボルグ指数15~17の負荷で行う。
慢性肺気腫の症例では速い呼気運動を行う。
設問2
●78歳の男性。58歳時に肺気腫、60歳時に高血圧を指摘されている。70歳時に脳梗塞による左片麻痺。現在、独歩可能で降圧薬を服用し、経皮的酸素飽和度(SpO2)をモニターし、自宅で生活している。訪問リハビリテーション時の血圧は158/88mmHg、心拍数は70/分であった。日常生活指導で適切なのはどれか。すべて選べ。
運動中にSp02が85%に下がったら安静にする。
収縮期血圧が190mmHgを越えたら安静にする。
昼食後は1時間の休憩をとる。
口すぼめ呼吸を指導する。
運動時の心拍数の上限は80/分とする。
設問3
●肺気腫患者のADL指導で正しいのはどれか。すべて選べ。
1
4
2
3
5
設問4
●慢性呼吸不全患者に対する体位ドレナージで正しいのはどれか。すべて選べ。
複数の体位を用いる場合、一つの体位は3~5分とする。
ネブライザーであらかじめ気道の加湿を行う。
気道分泌物の貯留している肺葉が低位になる姿勢にする。
カップ状にした手で軽打して喀痰の移動を助ける。
普段から水分を多めに摂取するように指導する。
設問5
●70歳の男性。身長170cm、体重54kg。肺気腫による慢性呼吸不全で在宅酸素療法を行っている。自宅での生活指導として誤っているのはどれか。すべて選べ。
息を吸いながら階段を昇り、息を吐く時には立ち止まる。
体重を増やさないように食事制限を行う。
1日のエネルギー消費量を減らす。
下肢の筋力強化を行う。
息切れがない時は酸素投与の必要はない。
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