設問1
●45歳の男性。息切れで階段を昇れなくなったため受診した。スパイログラムで図のような計測値と努力呼出曲線とを得た。この患者の呼吸理学療法の目的はどれか。
口すぼめ呼吸による機能的残気量の減少
胸郭柔軟性運動による拘束性換気障害の改善
胸式呼吸による肺活量の改善
部分呼吸法による努力性肺活量の増加
有酸素運動による残気量の減少
設問2
●慢性閉塞性肺疾患の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
呼吸訓練では呼気時間の延長を図る。
下葉部に痰を認めたら座位にて体位排痰を行う。
腹式呼吸の習得には胸鎖乳突筋の収縮を確認する。
呼吸困難時の呼吸介助法は背臥位で行う。
痰の粘性が低ければハフィング(huffing)が排痰に有効である。
設問3
●慢性閉塞性肺疾患の理学療法で誤っているのはどれか。
胸式呼吸
リラクセーション
口すぼめ呼吸
腹筋の強化
体位排痰
設問4
歩行時の呼気の延長
フィットネスの維持・向上
筋リラクセーション
設問5
呼気時の気道虚脱の防止に口すぼめ呼吸を指導する。
症状の悪化防止に禁煙が有効である。
息切れが強いときの安楽姿勢を指導する。
嫌気性代謝閾値(AT)レベルでの運動を行う。
下肢より上肢の運動の方が運動耐容能を高めやすい。
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