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理学療法ADL:近年の問題と解説

ADLの問題は、各教科や各疾患ごとに出題されています。その為、トータルでの出題数は最も多い教科かもしれません。ここで述べるADLの問題傾向は主にADL評価やICIDH(国際障害分類)、ICF(国際生活機能分類)が主になります。これらは毎年出題されていますが、近年はICIDH(国際障害分類)よりも、肯定的因子を重視するICF(国際生活機能分類)の概念が主であり、出題傾向にも顕著に表れています。また、ADL評価スケールは、できることを評価する Barthel Index より、実際にしている事を評価する FIM が現場では重視されていますが、国家試験出題比率は同じぐらいです。その他、より高次の生活能力の評価をする評価法が近年の出題傾向としてみられます。
"ALL ABOUT 理学療法士(PT)試験(ADL)の問題傾向について"より